「パパポーラー、教えてよ。黄金のブラシのこと」
コピーヌたちの目は好奇心いっぱいで、キラキラ輝いていいます。エディが続きました。
「黄金のサラブレッドのシッポでつくった
黄金のブラシって、本当にあるの?」
最近、黄金のブラシのことは、カシミヤの森で話題の的になっていました。
コピーヌたちのカシミヤのお手入れは、いつも馬のシッポの毛ブラシ。ブラシの色はブラウンか、ブラックか、ホワイトです。
ところが最近、どこかに黄金のブラシがあるという噂が広がり、コピーヌたちは誰でも道で会うとその話ばかり。そのうち詳しいことを知っているのはどうやらパパポーラーだけということがわかり、こうしてみんなそろってやってきたのです。
「黄金のブラシは本当にあるよ」
「やっぱり!」